四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『夏休み後半戦!』

2024.08.21

8月17日から早稲田アカデミー各校舎では、夏期講習会後半の授業がスタートしました。私の校舎でも日焼けした元気そうな顔で、後半戦の授業に参加している生徒が多くいます。それぞれが充実した夏を過ごしてくれた(過ごしてくれている)ようです。


お盆休み期間中のことを聞いてみたところ、「海が楽しかった!」「旅行に行った!」という声があがってきました。「早稲アカの夏期合宿夏期集中特訓でがんばってきた」という答えもたくさん返ってきました。早稲田アカデミーの毎年の恒例行事である「夏期合宿・夏期集中特訓」もこの期間で実施され、全学年無事に終了することができました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


私も夏期合宿に参加してまいりました。今年は前半日程(8/4~)で新潟県の苗場での夏期合宿に参加し、後半(8/8~)は志賀高原で参加してまいりました。8/7の前半最終日には、苗場からのバスを送り出した後、越後湯沢駅から上越新幹線で高崎駅まで行き、高崎駅から長野駅までは北陸新幹線に乗り、長野駅からは車で志賀高原に向かうという強行スケジュールでの移動でした。7泊8日間の夏期合宿、本当に充実した日々を過ごしてまいりました。短い期間ではありますが、生徒たちと寝食を共にする中で、毎年新しい発見や感動があります。生徒たちの健康や安全を第一に心掛けていく中で神経もすり減りますし、24時間体制での対応になりますので体力的にもきついものがありますが、私自身も楽しんで参加をしてきました。キャンプファイヤーの花火、そして最後に行われる閉校式では生徒と感動をともにできたように思います。


ご参加いただいたお子様方は合宿から帰ってきた直後は興奮していろいろなことをお話しになったことでしょう。夏期集中特訓でも毎日興奮して帰ってきて、というお話もうかがいました。家で机の前に向かうときにもハチマキをしめて……というお子様も毎年いらっしゃるようです。ただ、興奮や感動は少しずつ冷めてしまうものですので、今頃は普段の様子に戻ってきているのではないでしょうか。しかし、経験したことや感動した気持ちは必ずお子様の中に息づいているはずです。この夏の体験が、参加した皆さんのこれからにつながることを願ってやみません。


今日は8月21日。8月も残すところ、あと10日となりました。進学塾の小学生・中学生にとって夏休みは一年間のちょうど真ん中にあります(学年の切り替わりが2月・3月ですので)。夏期合宿・夏期集中特訓の日程はさらにその真ん中。一年間の「折り返し地点」を過ぎたのが、いまの時期ということになります。気持ちを切り替えて「年間の後半戦」に臨んでもらいたいところです。学校の夏休みの宿題が終わっていなければ、早めに取り組んで終わらせてください。二学期スタートの目標が決まっていなければ、いまのうちにお話し合いいただくのもよいでしょう。9月以降の生活リズムや一週間の予定(計画)なども夏休み中に考えはじめておくとスタートダッシュがうまくきれるはずです。


9月に入ると、「夏にがんばったから……」という気持ちから、モチベーションが少しダウンする傾向が、全体としては見られます。ある意味、仕方のないことではあるのですが、8月後半に少しずつ先に向けて気持ちを切り替えておくことで、モチベーションをキープすることもできると思います。

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