四つ葉cafe 福田貴一中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『２０２５年新春。あけましておめでとうございます！』

2025.01.08

新年、あけましておめでとうございます。
新年第一回目の「四つ葉café」となります。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年、皆様はいかがお迎えになりましたでしょうか。「奇跡の９連休」という年末年始でしたので、帰省やスキーなどにいらした方も多かったのではないでしょうか。私の担当しているクラスでも、様々なところにお出掛けになっていたご家庭も多かったようです。天候的には比較的穏やかな年末年始だったようですが、インフルエンザが流行っていたこともあり、体調を崩してしまった方もいらっしゃるようです。まだまだ気をつける必要があるようですので、皆様もご自愛ください。特に受験生のいらっしゃるご家庭では。

私は例年のように、正月特訓会場で勤務をしておりました。今年は「小５ＮＮジュニア女子」会場の責任者として西新宿の外部会場での勤務でした。５００名弱の小５女子が参加していたのですが、トラブルなどはまったくなく、終了いたしました。生徒たちは、まじめに元気に明るく授業に取り組んでいました。現在の小５生が入試にチャレンジする２０２６年は、一般に「サンデーチャンス」「サンデーショック」といわれる入試となります。２月１日が日曜日にあたるため、キリスト教系の学校の一部が入試日を変更する可能性がある年です。特に過去の「サンデーショック」では、女子最難関校のひとつである女子学院中が２月２日に日程を変えているため、女子の受験パターンが普通の年と比べると、大きく変わってきます。各学校も日程変更や定員変更などを行う可能性もあり、入試難度などにも影響が出てくる年です。小５女子の正月特訓会場では、そんな話も生徒たちにしていました。

実際の入試は２０２６年となりますので、あと１年あるわけです。そういう点ではまだまだ受験生としての意識は持てていない生徒たちですから、「２０２５年は受験生になる年。あと一か月後には小６になり、早稲田アカデミーでは最高学年になる。この正月特訓で一足早く受験生として頑張ろう」そんな言葉をかけて、授業を行っていました。１月２日のお弁当にはおせち料理を持ってきていた生徒もいました。以前、桜蔭中で出題されたおせち料理に関して、「イワシの加工品が田作りと呼ばれるのはなぜか」という社会の問題を紹介しました。

さて、２０２５年。
昨年は「パリオリンピック」が大きな話題になりましたので、２０２４年の漢字は「金」という文字が選ばれました。「円安」や「新紙幣発行」などもあったからだということです。今年はどんな漢字になるのでしょうか。今年、日本で大きな話題となりそうなのが、「大阪万博」でしょう。４月１３日から半年にわたって開催されますので、夏の旅行にお考えの方もいらっしゃるかもしれません。前回の「大阪万博」が５５年前（１９７０年）ですから、保護者の皆様にとっても「初めての日本での万博」ということになるはずです。実は私の父の実家が大阪の吹田市でしたので、前回の万博の会場に近く、小学生のころには「万博記念公園」に何度か遊びに連れていってもらったことがあります。「太陽の塔」が不気味に見えた記憶が残っています。

ここ数年、毎年年初に思うのは「笑顔の多い年」になって欲しいという願いです。家族や自分だけではなく、日本中の多くの人が笑顔で過ごせたらいいと、最近は思っています。そのために、私にできることは、目の前にいる生徒と保護者の皆様に笑顔になっていただくこと。そして早稲田アカデミーにお通いでこのブログを読んでくださっている皆様に、中学受験に興味をお持ちでクローバーセミナーなどに参加してくださる皆様に、笑顔になっていただけるような情報を発信していくこと。そんな風に考えています。

講師としての我々の仕事はお預かりしたお子様と、その保護者の皆様を「笑顔の未来」へとお連れすることなのだと思うのです。もちろん、成績を上げ、志望校合格へと導くのが進学塾の使命です。しかし、「志望校に合格はしたけれど、あんなに辛い思いは二度としたくない」……そんな風に感じてしまえば、笑顔になることはできないでしょう。受験という大きな目標に向かっていく過程の中では、ときには辛いこともあるはずです。そんなときにもお子様との思いを共有し、最後には笑顔で巣立っていっていただく、そんな塾でありたいと心から願っています。「合格できたから」だけではなく、「早稲田アカデミーで勉強をすることができてよかった」「早稲田アカデミーに通わせてよかった」、そんな笑顔をたくさん見たいと考えていた年明けでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。