『1月31日 ~祈・合格!~』
2025.01.31
1月31日。毎年書かせていただいているのですが、1月最終週はわれわれにとっては「年末」のような気分になる時期です。旧年度の「終わり」であり、受験生にとっては、いよいよ都内・神奈川の中学入試が始まる直前、そんな中で気持ちが新たになる気分で過ごしています。
この時期に気になるのは、入試日の気候です。天気予報では、2月2日に「雪マーク」がついていました。かなり気温差が大きくなるようですので、服装などには気をつけていただくのがよいでしょう。万が一、雪で交通機関に影響が出てもあせらないように、受験生たちには伝えました。中学校も考慮してくれるはずですから。
昨日、武蔵小杉校では、小6受験生たちへ向けた「入試直前激励会」を実施いたしました。入試へ向けての激励会という位置づけなのですが、一方では早稲田アカデミー受験生としての「最終授業」でもあり、「卒塾式」のような意味合いもある会でした。ここまで一緒にがんばってきた生徒たちの「卒塾」には「一抹の寂しさ」も感じるのですが、それよりもともかく「合格してほしい」「入試から笑顔で帰ってきてほしい」、いまはそんな想いでいっぱいになっています。
「入試直前激励会」で配付した資料に校長として書かせていただいたメッセージを転載しておきます。
「いよいよ入試本番です。これからの約一週間は君達にとって将来を決める大切な時期になるはずです。我々講師・スタッフ一同も、君達の合格を祈り、応援しています。ぜひ、がんばってきてください! 我々が君達を応援する気持ちは今日の激励会でお話ししたとおりです。先生方の熱い気持ちと言葉を胸にしまって受験会場に持っていき、緊張したり弱気になったりしたら思い出してみてください。きっと力が湧いてくるはずです。 君達は早稲田アカデミーで我々の『本気』の授業を『本気』で受けて実力を身につけてきてくれたはずです。早稲田アカデミーの塾生であったこと、がんばってきた自分自身に誇りと自信を持って入試に臨んでください。きっと『合格』が待っています」 中学入試へ向けた学習は「子どもの成長と同時進行」といわれます。入試へ向けた学習カリキュラムでは、その年代の子どもの標準的な精神的成長過程よりも高いレベルが要求されます。そのため毎週の単元学習の中では「積み残し」が出てしまうということに関しては以前にも書かせていただいた通りですが、精神的な成長のタイミングで、それまでに積み残してきた内容の理解が一気に進み、成績的にも向上するのが一般的な傾向です。早稲田アカデミーを卒塾していく生徒たちも、塾で学んでいた期間に大きく成長してくれたはずです。校舎で生徒と毎週接していく中で、一人ひとりのお子様の「成長」を感じられる瞬間があります。その「成長」は入試結果につながるだけではなく、その先の「中学校生活」というステージでも生きるものになるはずです。受験生たちはまだ11・12歳。これからもまだまだ精神的に大きく成長していきます。早稲田アカデミーでの経験は、中学生・高校生となってから学力や成績が大きく伸びる下地となるものなのです。 さて、2月から皆様の校舎でも学年が切りかわり、担当講師がかわることもあると思います。小学校6年生を卒塾させた講師が、皆様の学年の担当として新たに加わるケースも多いはずです。担当講師がかわるということは、お子様にとっても不安な部分があるのは確かですが、一方で心機一転、新しい気持ちで学習に臨めるということは、プラスに働く場合も多いはずです。また、今までの担当講師についても、異動などでたとえ違う校舎に行ったとしても、同じ早稲田アカデミーですので、ご相談いただくことなどは可能です。お子様にとっても、自分のことを知っていて応援してくれる先生が一人でも多くなるのはよいことだとも思います。 早稲田アカデミーでは、中学入試の行われている期間は、小学生の通常授業はお休みとさせていただき、2月6日(木)から新学年授業がスタートいたします。通塾曜日や時間帯、さらにはテキストも新しくなる中で、お子様方の期待も膨らんでいることと思います。その前向きな気持ちをより高く持てるように、さらには継続できるようにご家庭でも働きかけていただければと考えます。
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